バンテリンドーム 座席表と見え方|座席番号と通路番号で自分の階が決まる・双眼鏡が要る席と要らない席

バンテリンドーム ナゴヤ 座席表と見え方 — 階を決めているのは通路番号
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チケットに「24通路 15列 R123番」。この24という数字は、ドームのどのあたりでしょうか。前でしょうか、上でしょうか。——「バンテリンドーム 座席表」で検索して出てきた図を眺めても、自分の席が結局どこなのか分からない。バンテリンドーム ナゴヤの座席で最初に詰まるのは、たいていここです。

読めないまま当日を迎えると、こうなります。「番号が大きいから後ろのほうだろう」と思って双眼鏡を置いてきたら、実際はドームのいちばん上のフロアだった。後ろではなく上なので、想像していたより遠い。しかも気づくのは、会場に着いてからです。

この会場がやっかいなのは、会場公式が「自分の座席位置が知りたい」への答えとして案内しているのが、まるごとプロ野球側の資料だからです。公式サイトのFAQは「ドラゴンズシートサーチ」「プライムシートサーチ」「全体の座席表」の3つを挙げていますが、どれも中日ドラゴンズのページで、コンサート用の座席資料は公式サイトに存在しません。

結論を先に置きます。①券面の数字のうち、階を決めているのは通路番号です——公式の施設案内に散らばっている通路番号を全部拾って束ねると、およそ50を境に、2階側と5階側(パノラマ席のフロア)に分かれます②列と番は、通路が決まってから意味を持ちます③通路番号が分かっても、ステージからの見え方までは決まりません——ステージの位置は公演ごとに主催者が決めるからです。この3点を、公式の資料を実際に開いて確かめた範囲で解説します。帰りの駅選び・最終のぞみからの逆算・名古屋駅の宿には専用の記事があるので、ここでは券面の読み方と双眼鏡の要否だけを扱います。

この記事で分かること
  • 通路番号がおよそ50より大きければ5階(観客席としてはいちばん上のフロア)だと読める理由
  • 1塁側と3塁側、内野と外野で通路番号がどう並んでいるか
  • 検索で出てくる「バンテリンドームの座席表」が当てにならない理由
  • 公式のドラゴンズシートサーチで自分の席の眺めを実写真で見る手順と、その限界5つ
  • アリーナ席が「近いのに見えない」ことがある構造的な理由
  • 双眼鏡が要らない席・要る席の判断基準
目次

【結論】バンテリンドームの座席で外す3つの思い込み

まず、この会場で特に多い読み違いを3つ外しておきます。前提として規模を共有しておくと、公式の施設概要が案内しているのは収容人数 49,185人(2026年時点、アリーナ使用時最大)/客席数 36,778席(2026年プロ野球時)です。読み違えたときの「思ったより遠い」の幅は、それだけ大きい会場です。

思い込み①「通路番号が大きいほど後ろ」。後ろではなく、です。通路番号は建物側に振られた番号で、番号が大きくなると途中で階が切り替わります。公式の施設案内で確認できた範囲では、2階側に出てくる通路番号は12〜47、5階側に出てくるのは52〜79でした。およそ50を超えた番号は「後方の席」ではなく「観客席としてはいちばん上のフロア」だと読むほうが実態に合います。

思い込み②「公式サイトの座席表を見れば自分の公演の席が分かる」。ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。公式の座席資料はドラゴンズ戦(野球)を前提に作られています。席種名は「内野SS」「ドラゴンズ外野応援」「ホームランウイング」「パノラマA」といった具合で、全部が野球の席種です。公演のチケットには出てきません。そして公式のドラゴンズシートサーチ自身が、ページに「(コンサート等のイベント時は、一部異なる場合があります)」と書いています。

思い込み③「たぶん中段くらいの席」。中段はほとんどありません。公式が公開している内訳は下段席約26,000席/中段席約1,900席/上段席約8,500席(2024年時点)で、中段は全体の約5%です。あなたの席は、ほぼ確実に下段か上段のどちらかです。

▼この章の結論

①通路番号は前後ではなくを教える。②公式の座席表は野球のもので、公演では変わる場合があると公式が断っている。③席は下段か上段のどちらかとみてよい(中段は約5%)。この3つを押さえれば、バンテリンドームの券面で大きくは外しません。

バンテリンドームの券面の読み方|階を決めているのは通路番号

ここが本記事の核心です。バンテリンドームのスタンド席の券面には、性格の違う数字が並びます。入場ゲート・通路番号・列・番の4つが、その候補です。公演によって印字の仕方は変わるので、手元の券面に無い数字はそのまま飛ばしてください[二次情報・複数体験談の交差確認]

この4つは、それぞれ別のことを教えてくれます。そして公演が変わっても意味が変わらないものと、公演ごとに変わるものが混ざっています。入場ゲートと通路番号は建物に固定されている番号で、席種名やアリーナのブロック名は公演ごとに主催者が決めるものです。そして列と番は、通路番号が決まって初めて意味を持ちます。

バンテリンドームの券面にある4つの数字を仕分けた模式図。入場ゲートと通路番号は建物に固定されていて公演が変わっても意味が変わらない情報、席種名とアリーナのブロックは公演ごとに変わる情報として色分けされている
▲ 券面の数字の仕分け(模式図)。入場ゲートと通路番号は建物に付いている番号なので、公演が変わっても指す場所は同じです。席種名やアリーナのブロック名は、公演ごとに主催者が決めます。

通路番号がおよそ50を超えたら、そこは5階です

バンテリンドームの公式サイトには、「通路番号がどの階か」の対応表がありません。ただし、公式の施設案内は場所を「◯階 ◯塁側 ◯通路」の形で書いていることが多く、番号がそこかしこに落ちています。ベビールーム、ベビーカー置き場、ベビーベッド付きトイレ、コインロッカー、売店、フロアマップ——これらに通路番号が書かれていた箇所を機械で拾って束ねたのが下の表です(当サイトによる集計・34件。推定や補間は入れていません)。

バンテリンドームの通路番号早見図。公式の施設案内で確認できた実例として2階側は12から47、5階側は52から79の範囲に並び、およそ50を境に階が切り替わることを示している。1塁側は番号が小さく、内野より外野のほうが番号が大きい
▲ 通路番号の早見(当サイトが公式の施設案内を束ねた集計。公式が公開している一覧ではありません)。およそ50を境に、2階側と5階側(パノラマ席のフロア)に分かれます。
公式の施設案内で確認できた通路番号
2階12, 13, 17, 18, 19, 20, 24, 25, 26, 27, 32, 33, 34, 35, 36, 38, 39, 40, 44, 45, 46, 47
3階25, 34, 45(いずれも「◯通路上部付近」という書かれ方=2階と同じ番号を参照)
5階(パノラマ席のフロア)52, 53, 55, 56, 57, 59, 73, 74, 75, 76, 77, 79
出典:バンテリンドーム ナゴヤ公式サイトおよび中日ドラゴンズ公式サイトの施設案内ページ(2026年9月4日時点)を当サイトが集計

2階側の実例は最大が47、5階側の実例は最小が52でした。境目そのものは公式に公開されていませんが、この範囲の分かれ方から、通路番号が47以下なら2階側、52以上なら5階側(パノラマ席のフロア)と読めます。そしてその間の48〜51が「境目の帯」です。51についてはライブ参加者の記録に「5階51通路側」という書き込みがあり、5階側だとみてよさそうですが[二次情報・複数体験談の交差確認]48〜50は公式にも二次情報にも出てきませんでしたこの帯の券を持っている人は、公演の主催者が出す座席図で確かめてください。以降この記事では、48〜51を「境目の帯」と呼びます。

もうひとつ、正直に書いておきます。公式は「下段席・中段席・上段席」と「2階〜5階」を別々の言い方で使っていて、どの階がどの段にあたるかを書いた記述はありません。そして3階と4階にも席があります(公式FAQは車椅子席を「3F 1・3塁側 内野席最上部」、食事付きの席を「4F 1・3塁側」と案内しています)。しかも3階の設備は「25通路上部付近」のように2階と同じ通路番号で案内されるので、通路番号だけで「2階か5階か」を断定することはできません。読み取れるのは「低いほうの層か、いちばん上のフロアか」までです。

1塁側は番号が小さく、外野に向かって番号が増える

同じ集計から、もう2つ読み取れます。1塁側のほうが通路番号は小さいこと、そして同じ塁側の中では、内野より外野のほうが番号が大きいことです。後者は、確認できた4つの組み合わせすべてで成り立っていました。

階/塁側/位置確認できた通路番号
2階/1塁側/内野12〜19
2階/1塁側/外野24〜25
2階/3塁側/内野32〜39
2階/3塁側/外野44〜45
5階/1塁側/内野52〜57
5階/1塁側/外野59
5階/3塁側/内野73〜77
5階/3塁側/外野79
▲ 公式の施設案内に「◯階 ◯塁側 ◯通路」と書かれていたものだけを並べたものです。5階の外野側は、1塁側・3塁側とも確認できた箇所が1つずつしかありません。各区画の正確な開始・終了番号は公式に出ていません。

つまり券面の通路番号ひとつで、「2階か5階か」「1塁側か3塁側か」「内野寄りか外野寄りか」のおおよそが決まります。バンテリンドームの券面で最初に見るべき数字は、列でも番でもなくここです。

列と番は、通路が決まってから意味を持つ

列は前後、番は横方向の位置です。バンテリンドームの場合、列は数字だけでなくA・B・Cといったアルファベットのこともあります。これは公式のドラゴンズシートサーチが、列の入力欄に「0から9の数字、またはA,B,Cのアルファベット」を受け付ける作りになっていることから分かります。

番のほうは数字ですが、先頭に「L」または「R」が付く場合があります。Lは3塁/レフト側、Rは1塁/ライト側です。公式ツールも、番の頭にL・Rが付いた状態の入力をそのまま受け付けます。「L20列 5番」「R15列 65番」のように、券面では列側にL・Rが付いていることもあります[二次情報・複数体験談の交差確認]どちらに付いていても、意味は「1塁側か3塁側か」です。

通路番号が分かっても、ステージからの見え方は決まらない

正直に書いておきます。通路番号が教えてくれるのは「ドームのどこか」であって、「ステージからどう見えるか」ではありません。ステージの位置は公演ごとに主催者が決めるので、同じ通路番号が、ある公演では正面寄りになり、別の公演では真横になります。「◯ゲートは当たり」「◯通路はハズレ」という話が食い違うのは、それぞれ別の公演のステージ配置を前提にしているからです。

公演ごとに変わらないのは高さと距離の層だけです。だからこの記事は、そこに絞って判断材料を出します。

検索で出てくる「バンテリンドームの座席表」が当てにならない理由

会場公式の「自分の席はどこ?」の答えが、野球の資料しかない

バンテリンドーム ナゴヤ公式サイトのよくあるご質問に、そのままの質問があります。「自分の座席位置が知りたいのですが。」——公式の答えは、中日ドラゴンズ公式サイトの「ドラゴンズシートサーチ」「プライムシートサーチ」、それに「全体の座席表」の3つです。3つとも野球側の資料で、コンサート用の座席資料は公式サイトのどこにもありません。

これは会場の不親切ではなく、構造上そうなるという話です。コンサートの座席は、アリーナに毎回ステージと椅子を組み直して作られます(公式も「コンサートや展示会などのイベントは芝の上に養生パネルを敷いた状態で開催します」と書いています)。実際、公式サイトに常設で置かれている座席資料は野球のものだけです。

公式ツール自身が「コンサート等のイベント時は一部異なる」と書いている

ドラゴンズシートサーチのページには、案内文のすぐあとにこの一文が置かれています。

バンテリンドーム ナゴヤ の一般チケットの座席番号から、座席位置詳細をお調べいただけます。グラウンドの見え方がわかるイメージ写真も掲載していますので、ぜひご活用ください。
(コンサート等のイベント時は、一部異なる場合があります)

中日ドラゴンズ公式サイト ドラゴンズシートサーチ(2026年9月4日時点)

「使えない」ではなく「一部異なる場合がある」です。使い方さえ間違えなければ、これはコンサートでも十分に役に立つ道具です。使い方は次の章にまとめます。

席種名は全部が野球のもの

公式の座席表に並ぶ席種名は、「内野SS」「内野S」「ドラゴンズ内野応援」「ビジター外野応援」「フィールドシート」「ホームランウイング」「ドアラ・テラス」「パノラマA」「パノラマB」——といったものです。すべてドラゴンズ戦のための名前で、公演のチケットには出てきません。座席表の色分けを見て「自分はS席だからこのあたり」と考えると、丸ごとずれます。

ひとつだけ、公演でも役に立つ手がかりがあります。「パノラマ」と名の付く席は5階です。公式の説明が「パノラマDPは5階席のホームベース上部」「パノラマAは5階席を2分割した内野側」「パノラマBは同じく外野側」と書いています。通路番号が52以上なら、あなたの席はこのフロアです(48〜51の「境目の帯」なら、主催者の座席図で確かめてください)。

「キャパ◯万人」が食い違うのは、ほぼ毎年 座席を作り直しているから

バンテリンドームの収容人数を調べると、サイトによって数字が違います。理由ははっきりしていて、公式サイトの中にも、年の違う2組の数字が同時に載っているからです。

公式ページ収容人数客席数
ドーム概要49,185人(2026年時点、アリーナ使用時最大)36,778席(2026年プロ野球時)
ドーム雑学博士50,647人(2024年アリーナ使用時最大)36,398席(2024年プロ野球時)
▲ どちらも公式の数字です。座席の入れ替えがあるため、年で変わります。

なぜ年で変わるのかも、公式の沿革を読むと分かります。この会場は、ほぼ毎年のように客席を作り直しています。沿革に「客席数◯席 → ◯席に変更」と記録されている改修は、2013年以降だけで12回。しかもそのほとんどが2月末から3月上旬——プロ野球の開幕前に行われています。直近は2026年2月27日で、ホームランウイングとアリーナシートの新設により36,412席から36,778席になりました。

これは読者にとっても他人事ではありません。ネットで見つけた「同じ席番号からの見え方」の写真は、改修前の座席かもしれないということです。だからこの記事は、写真の印象ではなく階と塁側という、公演でも年でも動きにくいところで判断できるように書いています。

そして、どちらの数字も間違いではありませんが、どちらもあなたの公演の座席数ではありません。「アリーナ使用時最大」が具体的に何をどう足した数なのか、公式は説明していません。いずれにせよコンサートの配席とは別物です。公式は「コンサート時◯人」という数字を出していません。

公式のドラゴンズシートサーチで「眺めの写真」を見る手順

ここからは道具の使い方です。ドラゴンズシートサーチは、座席番号を入れると、ブロック図と「その席の近くから撮った眺めの写真」が出る無料のツールです。野球用ですが、建物の高さと角度は公演では変わりません。「自分の席くらいの高さから見ると、フィールドはこれくらいの大きさに見える」を確かめるのに使えます。

ドラゴンズシートサーチの使い方3ステップ図。列を入れる、L3塁レフト側かR1塁ライト側かを選ぶ、番を入れる、の順で操作するとブロック図と席の近くから撮った眺めの写真が表示されることを示している
▲ ドラゴンズシートサーチの使い方(3ステップ)。通路番号の入力欄はありません。

3ステップ:列を入れる → 塁側を選ぶ → 番を入れる

  1. 「列」に券面の列を入れる。数字のほか、A・B・Cのアルファベットも入ります。
  2. 「L 3塁/レフト側」か「R 1塁/ライト側」かを選ぶ。券面のL・Rがそのまま対応します。
  3. 「番」に券面の番号を入れて検索。頭にL・Rが付いたまま入れても構いません(自動で塁側が選ばれます)。

結果には、ドーム全体の俯瞰図に自分のブロックが示され、そのブロック図と、その付近から撮った眺めの写真が並びます。通路番号の入力欄はありませんので、券面に通路番号しかない人はこのツールでは引けません(そのときは前章の通路番号の早見で階と塁側だけ確かめてください)。

この道具の限界5つ

  • 公演では一部異なる場合がある。公式自身がそう書いています。ブロックの区切りや席種が公演で変わることがあります。
  • 写真の向きはフィールドの中心を向いている。コンサートのステージはそこにあるとは限りません。読み取るのは高さと角度だけにしてください。
  • アリーナ席は引けない。コンサートのアリーナは公演ごとに組むので、常設の座席データがありません。
  • 券面の情報が足りないと使えない。列・塁側・番の3つが揃っていることが前提です。
  • 写真は「その席から」ではなく「その席の近く」。公式も写真に「ご指定座席付近からの眺望です。ご指定座席からの正確な眺望とは異なりますのでご注意ください」と注意を付けています。

アリーナ席は「近い」けれど「見える」とは限らない

アリーナが当たったときに知っておいてほしいことが1つあります。バンテリンドームのアリーナは、床が平らなのが既定です。

公式の説明によると、野球以外のイベントではピッチャーズマウンドを地下に格納して平面を保つ仕組みになっており、コンサートや展示会は人工芝の上に養生パネルを敷いた状態で開催されます。つまり段差はもともと無く、ひな壇を組むかどうかは公演ごとの設営次第です。

これが「アリーナなのに見えなかった」が起きる理由です。距離が遠いからではなく、高さが無いから前の人で視界が切れる——原因が違うので、対策も変わります。距離を埋める倍率の高い双眼鏡よりも、視界が切れた瞬間に表情を拾える手軽なもののほうが役に立つ場面があります。

逆に、ホームベース後方あたりの席は心配が1つ減ります。バンテリンドームは昇降式バックネットを採用していて、公式が「野球以外のイベントでは視界の妨げになります」と理由を書いています。網は上げられる仕組みになっている、というのが公式の説明です。

あなたの席で双眼鏡は要る?【判断基準】

先にはっきり書いておくと、通路番号が47以下の席で、列が一桁の人は、双眼鏡を買わなくていいです。買う前に、自分がどの分岐かだけ確かめてください。座席がまだ確定していない人も、通路番号と列が分かってから戻ってくれば間に合います。

▼ バンテリンドームの持ち込み禁止物のリスト(公式・プロ野球以外のイベント時/2026年9月4日時点)に双眼鏡は入っていません。ただし公演ごとの主催者ルールが優先されるので、チケットの注意事項も確認してください。入場時に手荷物検査があるので、取り出しやすい場所に入れておくと止まりません。
▼ 階の境目は公式に公開されていません。当サイトが確認できたのは「2階側の実例が最大47/5階側の実例が最小52」までです。その間の48〜51(境目の帯)には、下の分岐をあえて置いていません。この帯の券を持っている人は、まず公演の主催者が出す座席図で自分の階を確かめてください。

(a) 通路番号が47以下の席で、列が一桁/アリーナ席

買わなくて大丈夫です。低いほうの層の前方は、ステージがどこに組まれてもフィールドに近い位置です。ここで双眼鏡を構えると、かえって視野が狭くなって全体の演出を見落とします。手ぶらで行ってください。

アリーナ席の人も、距離だけで見ればこちらです。ただし床が平らなので、前の人で視界が切れることはあります。それが不安なら次の(b)へ進んでください。

(b) 前が詰まると見えないのが不安な人(アリーナ/低いほうの層で列が二桁)

「距離」ではなく「視界が切れたとき」への備えとして考えてください。アリーナは床が平らなので、身長差や立ち位置で前が詰まると、近いのに見えない時間が生まれます。列が二桁になると、前に並ぶ人の数がそれだけ増えます。

この層では、倍率よりも軽さと構えやすさが効きます。表情の見分けまで求めるなら8〜10倍あたりが目安とされています[二次情報・複数体験談の交差確認]。探し方は分岐(c)にまとめているので、必要だと思ったらそちらへ進んでください。

(c) 通路番号が52以上の席(5階・パノラマ席のフロア)

ここは用意しておいたほうがいい層です。5階は観客席としてはいちばん上のフロアで、公式の座席案内も「パノラマDPは5階席のホームベース上部」「パノラマA・Bは5階席を2分割した内野側・外野側」と書いています。演出全体を見渡すには良い席ですが、肉眼で表情まで追うのは難しくなります

選ぶときは倍率だけで決めないでください。倍率が上がるほど手ブレも拡大されるので、10倍以上を狙うなら防振(手ブレ補正)があるかどうかで見え方が変わります。予算を上げるなら倍率より先に防振です。

(d) 終演後の帰りが不安な人

座席とは別軸の確認です。バンテリンドームは最寄りのナゴヤドーム前矢田駅まで徒歩約5分と近い会場ですが、遠征なら、東京方面の最終のぞみに間に合うかどうかが先に決まります。席が決まった時点で、帰りの段取りも一度見ておくと当日の判断が軽くなります。

▼ 帰りの混雑・最終のぞみ・宿が心配なら

バンテリンドームは、ナゴヤドーム前矢田駅・大曽根駅・砂田橋駅の3駅を、雨と混雑と速度で使い分ける会場です。東京方面の最終のぞみからの逆算、開演時刻ごとの間に合う/間に合わないの目安、名古屋駅周辺の宿の選び方は、専用ガイドで整理しています。

▶ バンテリンドームの帰り方・宿ガイドを見る

FAQ|バンテリンドームの座席でよくある質問

Q1. 券面の通路番号から、自分の席が何階か分かりますか?

おおよそ分かります。公式の施設案内に書かれた通路番号を集めると、2階側は12〜47、5階側は52〜79の範囲に出てきました。およそ50が階の境目です。ただし正確な境界は公式に公開されていませんし、この表は当サイトが公式ページを束ねて作ったもので公式の一覧ではありません。48〜51(境目の帯)のときは、公演の主催者が出す座席図で確かめてください。

Q2. 公式の座席表は、コンサートでもそのまま使えますか?

そのままは使えません。公式のドラゴンズシートサーチが「(コンサート等のイベント時は、一部異なる場合があります)」と書いています。席種名も全部が野球のもので、公演のチケットには出てきません。使えるのはブロックからの眺めの写真から読み取る「高さと角度」だけだと考えてください。

Q3. 「◯ゲートは当たり」という話は本当ですか?

ゲート番号や通路番号だけでは決まりません。入場ゲートも通路番号も建物側に固定された番号で、ステージとの位置関係を表す番号ではないからです。ステージの位置は公演ごとに主催者が決めるので、同じ番号が公演によって正面寄りにも真横にもなります。見え方が気になる場合は、公演の主催者が出すステージ配置の案内を確認してください。

Q4. バンテリンドームとナゴヤドームは同じ会場ですか?

同じ会場です。命名権によって2021年1月から「バンテリンドーム ナゴヤ」になりました。ややこしいのは、会場名は変わったのに、駅名も運営会社名も旧称のままだという点です。最寄り駅は今も「ナゴヤドーム前矢田駅」で、公式サイトの会社概要ページでも運営会社名は「株式会社ナゴヤドーム」のままです。当日は「ナゴヤドーム前矢田」の表示を探して降りることになります。

Q5. 最寄り駅から会場まではどれくらいですか?

公式のアクセスガイドでは、「地下鉄名城線・ゆとりーとライン」の「ナゴヤドーム前矢田駅」1番出入口から徒歩約5分です(名古屋市営地下鉄の名城線のことです)。JR中央線・名鉄瀬戸線の「大曽根駅」からは徒歩約15分で、大曽根駅は最寄りではありません(終演後の混雑を避ける選択肢としてどう使うかは、バンテリンドームの帰り方ガイドにまとめています)。

まとめ|通路番号が読めれば、バンテリンドームの席は怖くない

券面から読み取れる判断を、3点にまとめます。

  • 階を決めるのは通路番号。公式の施設案内を束ねると、2階側の実例は12〜47、5階側は52〜79。およそ50が境目で、その間の48〜51は「境目の帯」——主催者の座席図で確かめる番号です。1塁側のほうが番号が小さく、同じ塁側では内野より外野のほうが番号が大きくなります。列と番は、通路が決まってから意味を持ちます。
  • 公式の座席表は野球のもの。会場公式FAQの「自分の座席位置が知りたい」への答えは3つとも野球側の資料で、公式ツール自身が「コンサート等のイベント時は、一部異なる場合があります」と断っています。読み取っていいのは高さと角度だけです。
  • 双眼鏡は「階」と「アリーナかどうか」で決める。通路番号が47以下で列が一桁なら不要。アリーナは床が平らなので、距離ではなく視界が切れたときの備えとして考える。通路番号が52以上(5階・パノラマ席のフロア)なら、倍率より先に防振を見てください。

券面の読み方がはっきりしたら、次は当日の動線です。ナゴヤドーム前矢田駅・大曽根駅・砂田橋駅の使い分け、東京方面の最終のぞみからの逆算、名古屋駅周辺の宿の選び方は、バンテリンドームの帰り方ガイドにまとめています。

名古屋以外のドームにも遠征する予定があるなら、国内5大ドームの遠征難易度比較で会場ごとの勝手の違いを見ておくと、次の遠征が楽になります。

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この記事を書いた人

K-POPファン歴6年。
サバイバル番組をきっかけにK-POPにハマり、
国内外のライブ・イベントに参加してきました。

韓国ライブ遠征は1回、国内ライブは多数経験。
IZ*ONE、X1、INI、Alpha Drive ONE などの
ファンクラブ加入歴があります。

自身の遠征経験とITの知識を活かし、
K-POPファン向けの参戦ガイドやチェックリストを制作・運営しています。

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