「K-POPの聖地」として数々の伝説的な公演が行われてきたチャムシル室内体育館(蚕室室内体育館)。
推しがこの会場で公演をすると決まったら、まず喜ぶべきですが……少しだけ覚悟が必要です。 なぜなら、ここはソウルの主要会場の中でも 「設備が古く、トイレ環境が過酷」 なことで有名だからです。
「トイレに並んでいて開演に間に合わなかった」 「個室が少なすぎて絶望した」 「隣の野球場の歓声と人混みで、駅にたどり着けない」
そんな悲劇に見舞われないために。 この記事では、チャムシル室内体育館の 「トイレ事情」「現在の工事状況(アクセス)」「生存するための装備」 について、現実的な攻略法を解説します。
【基本】チャムシル室内体育館とは?「古き良き」が牙を剥く場所
チャムシル室内体育館(Jamsil Indoor Stadium)は、最大収容人数約11,000人を誇る屋内アリーナです。
KSPOドームと並ぶ主要会場ですが、建設されたのは1970年代。正直に申し上げますと、建物全体がかなり年季が入っています。
「学生体育館」との間違いに注意(テストに出ます)

まず、会場にたどり着く前に最大の罠があります。
最寄り駅である「総合運動場駅」の出口を出てすぐにあるのは、 「チャムシル学生体育館」 という別の会場です。
- チャムシル学生体育館: 駅の出口からすぐ(キャパ約5,000人)
- チャムシル室内体育館: そこからさらに奥へ徒歩5〜10分進んだ場所(キャパ約11,000人)
名前が似ているため、手前の会場に間違えて並んでしまう人が続出します。
「室内」体育館は、「学生」体育館のさらに奥にある。
これだけは必ず覚えておいてください。
【最大のリスク】トイレ問題|30分待ち・紙がない・流れにくい
GuideBridgeとして、この記事で最も強く警告したいのが 「トイレ」 です。
最新のインスパイアアリーナやKSPOドームとは違い、ここのトイレは「昭和の市民プール」のような環境をイメージしてください。
1. 個室の絶対数が足りない
キャパシティに対して、女子トイレの個室数が圧倒的に不足しています。
開演1時間前には長蛇の列ができ、「列が全く進まず、開演に間に合わない」という事態が頻発します。(30分以上待つ覚悟が必要です)
アリーナ席(フロア)内のトイレは比較的マシな場合もありますが、2階・3階席のトイレは戦場です。
2. 「紙がない」リスクと衛生面
古い施設特有の問題として、トイレットペーパーが切れていたり、水圧が弱くて流れにくいことがあります。
また、洗面台の水が出にくい、床が濡れているといった衛生的なストレスも覚悟が必要です。
生存戦略:会場のトイレは「最後の手段」にする

この会場において、「会場に着いてからトイレに行こう」という考えは捨ててください。
- 駅に着く前に済ませる: 地下鉄に乗る前のホテルや、乗り換え駅で済ませておくのがベストです。
- 総合運動場駅のトイレも混む: 駅のトイレも激混みですが、会場内よりは回転が早いです。ここで済ませるのが最終防衛ラインです。
- 装備: 「流せるティッシュ」と「除菌ウェットティッシュ」 は必携です。
【アクセス】現在は「巨大な迷路」?工事と野球に注意
現在、チャムシル総合運動場エリア一帯は、大規模な再開発(MICE事業)の工事中です。
そのため、以前来たことがある方でも 「道が変わっている」 可能性があります。
工事の壁で遠回りさせられる

駅を出てから会場までのルート上に、工事用のフェンスが張り巡らされています。
通常なら徒歩5分で着く距離が、迂回ルートを通らされて10分〜15分かかるケースも報告されています。
Googleマップの情報が工事に追いついていないこともあるため、当日は 「人の流れ」と「現地の看板」 を信じてください。そして、時間は余裕すぎるほど持って行動することをおすすめします。
「野球開催日」は駅がパンクする
すぐ隣には、プロ野球LGツインズなどの本拠地である 「チャムシル野球場」 があります。
もしあなたのコンサート日程が、野球の試合と被っていた場合、以下のリスクが発生します。
- 駅のコインロッカーが空いていない: 野球ファンとの争奪戦になります。
- コンビニから水が消える: 駅周辺のコンビニは大混雑します。
- 帰りの改札に入れない: 試合終了とライブ終了が重なると、駅が入場規制レベルで混雑します。
【宿泊】トイレ難民を回避する「江南・三成」エリアの活用
チャムシル室内体育館での公演に参加する場合、ホテル選びで重要なのは 「終わった後、すぐに清潔な環境に戻れるか」 です。
汗だくになり、トイレを我慢して、人混みに揉まれた後、1時間かけて江北(明洞や弘大)まで戻るのは体力的にも精神的にも過酷です。
狙い目は「三成(サムソン)」か「江南(カンナム)」
地下鉄2号線・9号線が通る「総合運動場駅」から、数駅隣のエリアに泊まるのが賢い判断です。
- 三成(サムソン)駅: 隣の駅です。COEXがあり、タクシーでもワンメーターで帰れます。
- 江南(カンナム)駅: 2号線で乗り換えなし。飲食店も多く、打ち上げにも困りません。
「ライブが終わったら、すぐに綺麗なホテルのトイレに行ける」 この安心感は、古い会場への遠征において何よりの精神安定剤になります。

\ ※「トイレ付きの部屋」を確保して、心の余裕を持ちましょう。/
【その他】コインロッカーとコンビニ事情
最後に、細かいけれど重要な「現場のリアル」をお伝えします。
コインロッカーは「駅」で確保せよ
会場周辺にもコインロッカーはありますが、数が少なく、場所も分かりにくいです(工事で見つけにくいことも)。
荷物は 「総合運動場駅」のロッカーに入れるか、そもそも「ホテルに置いて手ぶらで来る」 のが正解です。
4階席のような狭い席の場合、大きな荷物は足元に置けません。
飲み物は「駅の外」へ出る前に買う
会場周辺のコンビニは、公演前には長蛇の列になります。また、自販機も売り切れがちです。
地下鉄の改札を出る前、あるいは駅に来る前のコンビニで、ペットボトルの水を確保してから会場に向かってください。
まとめ:チャムシル室内体育館は「準備」で快適になる
チャムシル室内体育館は、古い会場ならではの不便さはありますが、アーティストとの距離が近く、音響の評判も良い「熱気のある会場」です。
- トイレ: 会場内は期待せず、駅やホテルで済ませる。
- 衛生: 流せるティッシュを持つ。
- 移動: 工事の迂回と、野球開催をチェックする。
これらの「不便」を事前に知っておけば、当日パニックになることはありません。 万全の準備で、伝説の会場での時間を楽しんできてください!

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